栗田将人のプロフィール
過去の経歴
- 新卒フィリピン留学→オーストラリア留学→コロナで帰国→Webを独学→凸版印刷にライターのアルバイトで入社※1→Webflowブログ開始→凸版印刷退社→Webflowでノマドフリーランスになる→日本一周→アジアを旅する→タイ在住
以上が今までの経歴です。この記事はタイの新しい家で書いています。Webfowは約3年ほど使用しており、今ではわからないことがほぼなくなりました。たまにWebflowのバグのお問い合わせが来ますがそういった内容の解決はできないぐらいです。
※1:現在トッパンエディトリアルコミュニケーションズ(以下凸版印刷に略)
僕がWEBFLOWを選んだ理由
僕がWebflowを選んだ理由は「コードの出力機能」「資金調達のNEWS」「競争率」の3つに集約されます。
コードの出力機能
Webflowはコードの出力機能が優秀で、作ったサイトをワンクリックで出力することができます。しかも、HTML、CSS、JavasprictをまとめてZipで出力してくれるのです。これだけでも十分魅力的ですが、当時の僕はこれをリスクヘッジになると捉えていました。
仮にWebflowが倒産したら、仮にWebflowが使えなくなったら、Webサイトは他ツールへ移行しなければなりません。そうしたとき、コードをまとめて出力できるという力はとても魅力的でした。これからWerbflowにコミットしようとする僕からすると大きな安心材料の一つです。
資金調達のNEWS
実は「Wix」「bubble」「Webflow」の3択で迷っていました。そんな時あるNEWSを目にしました。どうやらWebflowが多額の資金調達を行ったというのです。正直その時は、それがどのぐらい凄いことかわかっていませんでした。しかしノーコードがかなり注目されていることを再認識しました。また資金額から会社の本気度も見て取れます。(確か2100億円ぐらいの調達)
「「いつか潰れるのでは?」」という不安はこのニュースで一旦なくなりました。
競争率
何も持っていない僕は誰かと競争したら絶対に負けます。なのでまだ誰も踏んでいない道をいくしかありませんでした。
僕がWebflowを触った時は日本語の記事がなく、英語でのリサーチが必須でした。しかしその状況は僕にとって好都合でした。なぜなら「英語の勉強」+「Webの勉強」という一石二鳥を味わうことができたからです。ちょうど留学からの帰国直後ということもあり、何も辛いと思うことなくただ楽しく勉強していました。
競争率が低いとSEOでも簡単に上位に入れます。キーワード戦略を考えるとボリュームが小さくてだれも相手してないようなキーワードです。そんなところから記事を書き始めました。(しかも最初は闇雲にWebflow公式HPを翻訳しただけ。)
以上が僕がWebflowを選んだ理由です。もちろん他にもデザインの良さ、カスタムのしやすさなどありましたがそれは後付けの理由です。コミットしても損しなそう、僕でも戦えるかも。と思えたから前に進めました
【過去】僕は本当に雑魚でした。
需要があるかは関係なく、僕の人生をお話ししていきます。
大学生の時、僕は本当に雑魚でした。比較的地元には多くの友人がいましたが、大学では特に友人もできず、無限に居酒屋でバイトして酒ばっか飲んでました。勉強は中学生以来ほぼしてません。ですが当時の僕はなぜが自身がありました。「自分なら他よりも特別に生きられる。自分はすごいやつだ」と。
しかしまぁ受験は失敗し、成績はクラス最下位。彼女らしい彼女もいないし、自慢できるほど好きな趣味もない。バイトでは「好きな店長の下以外ではまともに働かない」という生意気ぶり。本気でクソガキだったと思います。
そんなクソガキは一応目標がありました。それが「海外にいくこと」。海外で〇〇したいとかではなく「本当に海外はあるのか自分の目でみてみたい」というようなフワッとした内容でした。しかし勉強なんてほとんどしていなかったので英語力が必要だと思い、当時安い留学先として人気だったフィリピンに行くことにしました。費用は約100万。
親は就職希望だったので親には秘密で全ての計画を進めることにしました。100万貯めて海外の学校へ申し込みを行い、飛行機をとってビザをとって。しかしその裏で就活も本気でやりました。「就活から逃げた」と言われたくなかったからです。最後は内定書と留学先へのパンフを持って親に伝えました。今覚えてるのはあの時は親がブチ切れていたということだけですが、その後すぐに家を出た気がします。
家を出た僕は初めて海外に着きます。その感想は「飛行機に乗ればどこでもいけるんだ。」でした(笑)ずっと来たかった海外には、ものの3〜4時間で着くんですから驚きです。フィリピンでの話をここですると短編小説になってしまいそうなのでここでは海外で学び、Webflowへと繋がる一つの意識を紹介します。
考えが変わったきっかけ「どんなところでも一番になる」
海外で出会い、僕に特に良くしてくれた会社の社員さん(社長代理みたいな人)がいました。その人が僕に何度も「どこにいても、なにをしてても何かで一番になりなさい」と教えてくれました。別によくある普通のアドバイスですよね。深くもないかもしれまん。ですが当時の僕は一番を目指して動いたことがありませんでした。
「他人と比べたら終わり」とか「効率的にバイトで稼ぐ」「楽で高時給は最高!」などとどっかスカしてる自分がいました。ですから一番を目指すということをしたことがなかったのです。また海外で仲の良かった先輩にも「常に1位を目指せ」と言われました。でも正直この時はまだよくわかっていませんでした。
そんなこんな海外で生活しているとコロナが来ました。周りは仕事がなくなりみんな帰っていきました。僕の働いていた会社も仕事が激減、いつどうなるか全くわからなくなりました。一緒に働いていた友人たちはみんな解雇の電話がきたらしく、僕にも来ると思っていました。しかし来たのは「通常出勤でお願いします。」との電話。
最後に清掃でもやるんか?と思って出勤したらいつもの倍の量の仕事がありました。社員表には僕の顔写真だけ。話を聞くと他は全員自国に帰ったかクビになったそうです。なぜ自分だけ残してもらえたのか、それは正直わかりません。一番真面目だったのでしょうか?本当にわかりません。普通にただ働いてましたから。
そう。この時はなにも意識して働いていなかったのです。ですが、一人優遇して残してもらえたという気持ちになりました。(ワーホリ行ってる方は共感できるかもですが、時給の高い仕事で長時間働かせてもらえるのは嬉しいことです。仕事量多いのは稼げるのでとても嬉しいことでした。)
偶然でも擬似的に1番の優遇を味わった僕は「こんなにも気持ち良いものか」と体感します。それは今までと同じように働いているだけなのに普段よりも感謝され、評価され、より自由に働けたからです。一番になる良さを噛み締めた瞬間でした。
その後社長に「好きな時期に帰りなさい。それまで仕事はお願いするから。」と言われ帰国の前日まで働かせてくれました。ロックダウンして本当にやることがなかったので感謝の気持ちでいっぱいです。
帰国後スタバでバイトするがまた「失敗」
帰国後スタバでバイトしました。理由は海外にすぐ戻ろうと思っていたからです。やっと掴んだ海外の生活はコロナによって1年経たずして崩壊し、なにも変わらなかったし、なにもできなかった。そんな男が24歳になりました。大きな焦り、不安がありました。
スタバは学生が中心で回っており、そこに参加する形でバイトが始まりました。僕は不安、焦りを抱えたままスタバでずっとフワフワしてました。しかも年下が先輩という経験も初めてでうまく接することができません。一番になるなんてもっての外、正直いって会社のことや、働く仲間のことは何も考えてませんでした。
そうするとやはり仕事はやりにくく、評価もされにくく、気持ち悪い時間が続いていきます。そんな時ふと海外の会社、「一番になれ」という言葉を思い出します。ここから僕の意識改革がはじまります。
凸版印刷でうまくいく
悩みに悩んだ結果、デザイナーになろうと決心しました。そして何も見ずにデザイナーで検索して出てくる求人全てに応募しました。その中で返信があった企業が凸版印刷でした。正直「凸版印刷です!」と電話きた時は「え?そんな大手に応募したっけ?」と不思議おもってました。あとあと気がつきましたが僕が入った凸版印刷はカタカナ表記だったらしいです。気が付かないわけだ。
とにかく凸版印刷では海外の経験、スタバの経験を活かして一番使える人間になろうと思いました。それは自分が気持ち良く働くために重要だと経験で理解できたらからです。先輩にとって良い後輩であり、会社にとって良い存在である。とにかく一番を目指しました。
そうすると「やる気のあるやつ」と評価され仕事はうまく回り始めました。あとは頑張るだけ、いつもどおり仕事をするだけ。それだけで同期に比べ圧倒的に良い評価を受けすぐに10人の新人のマネジメント担当になりました。
そんなこんなで会社でいい評価を受けていたら副業の誘いをうけました。それがノーコード「Wix」でのサイト制作事業の立ち上げでした。しかしこの事業は結局アサインされることなく終わりました。理由は僕よりも行動力のある人がWixの話を聞いた瞬間からサイト制作を始めてすぐに作ったサイトを提出したそうです。僕は完全に負けました。死ぬほど悔しかったのを覚えています。やっと掴みかけたチャンスを逃したのです。しかし結果、今は負けてよかったと思っています。
Webflowにたどり着く
Wixの件があってからノーコードを調べるようになりました。もともと凸版印刷でコンセプトやペルソナの強さを学んでいたため、なぜWixに絞り事業を始めるのか容易に想像できたからです。競争率が低く、安定した業績のわざわざ使う価値があるツールが必要でした。つまりWixとは違うコンセプトのノーコードツールです。Wixはとにかく簡単で安いがメリットです。デメリットはデザインをこだわれないこと。
その逆をいくのがWebflow、bubble、と感じました。先ほどの内容と重複しますがここで資金調達のニュースを見ます。それでWebflowのコミットを決めます。
最初は勉強した内容をそのまま記事にするだけ。SEOやデザインは後から学べばいい。そう思いとにかくWebflowを学びその過程で疑問思ったことを記事にしていきました。
そうするとPVが伸び、質問が来るようになりました。その答えをしているとその質問者がWeb制作の依頼をしてくれました。そこからWebflowの事業がスタートしました。その後はしっかり自社サイトを作成をしてデザインのABテストしたり色々と試しています。ちなみに当社のサイトはWebflowの無料テンプレートを使用し、改造して使っています。当時いちばん人気の無料テンプレを使いました。理由は見ていただいた方に「こんなうまくテンプレ使えるならこの人にお願いしよう」と思ってもらうためです。
【未来】これから目指す場所。
Web春はまだ法人ではありません。今後の目標は法人化をすることです。そのために2024年は1000万円の売り上げを目標にしています。8月現在はまだ半分にも到達していません。1000万円までは約700万ほどです。最近はかなり波に乗ってきたのでこのまま加速していきたいところです。
発注してくれたら本当に嬉しいです。あなたに取っての一番使える人になる自信があります。しかし僕は金額交渉が苦手でお金の話をすると疲れてしまいます。これは経営していく者としては知命的な欠陥だとわかっていますが、理由が自分でもまだよくわかっていません。おそらくずっと不安なんだと思います。
そのため、最近ではサイト制作の内容を聞いて時間で見積もりを取るスタイルに変更しました。時間見積もりを作成することで業務内容が明確になり、僕自身もかなり楽になりました。「もっと安くして!」と言われても内容を削るだけでいいので自分を消耗して値下げする必要が無くなりました。
絶対にあなたにとって一番使える人になると決めていますので、困ったことがあればご連絡ください。Webサイト作成やWebflowのこと、SEOのこと、マーケティングのことなどこの数年で学び続けてきたすべてを提供しています。お問い合わせ→
【まとめ】自分には何もない、と悩むあなたへ
ここまで読んできてくれた方がいるとしたら、いかに僕が何もできない人間であったかを知ることができたでしょう。しかし僕は実体験で「一番を目指す重要度」「いい駒になる気持ちよさ」を知りました。もし自分にがむしゃら精神がなく、見た目のかっこよさやつまらないプライドを捨てることができなければ僕はまだ雑魚でしょう。いろんな恥をかいて、失敗して、年下に使われて、使えないやつというレッテルを貼られたことがなければ、「子供が描くカッコイイ俺」を心のどこかに持っていたはずです。
しかし今は「ダサくても頑張るやつ、ダサくても這い上がるやつ」の方がカッコイイとマインドチェンジできました。聞いたありきたりなお話ではなく経験から本当に理解しました。このマインドチャンジは行動しなければ得られません。本、動画、セミナーなど他人から聞いた話では人生は変わりません。この記事を読んでもあなたの人生は変わりません。変わるのは考えるのを一旦やめて無謀な挑戦をした時だけです。失敗したら戻ればいいです。「どこに」って?それもまた無謀な挑戦をして見つければいいんです。そして勝手に帰る場所にすればいいんです。僕はそうしてます。
これを書いてて思いましたが仕事仲間もいい人いたら勝手にこっちで仲間と思っちゃえばいいんですね。そうします。
以上の僕のお話でした。ちょっと自慢ですが、この前まなぶさんのコミュニティーでインドに旅してきました。フリーになって1年ちょいで運良くまなぶさんやおぐろさんといった超人たちと旅ができました。たった5人で10日間の旅でしたので僕の中ではもう友達です。僕が友達と思えば友達です(笑)。まなぶさんのコミュニティーに入ったら声かけてくださいね。どっかに旅行って友達になりましょう。
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Webflow専門家として事業を行っている僕自身が実際に使用して便利だと感じたWebflowの使い方や小技などを共有しています。他にもノマドライフや、事業計画、経験と過程について発信しています。
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